第12章 8時間目

 今回は仕事の都合で前回の教習から1日置いての教習となった。今日も恐らく8時限目に空きが有るだろうと9時限目にシミュレーター教習の予約を入れておいた。
やっぱり案の定8時限目に空きが有ったのですかさずGETだ。

 いつもの様に準備体操の後、車線変更のタイミングや方向指示器を出すタイミング、そして踏み切り通過の方法と安全確認について説明を受ける。

 しっかしオサーンの脳みそを侮ってはいけない。そんなに一辺にア〜ンド即座に覚えられる筈もなく、おまけに教習コースが狭いとの事で一般道路とは反対方向に方向指示器を出す所まで有るのだ。

 そして、やっぱり「アレッ?、アレッ?」「アヘ〜〜」の連続で、終いには笑い出してしまう始末だ。(いかん、またしても壊れてきたようだ。)

 そんな事をやっていると、やっぱり教官から安全確認が甘いと指摘を受けてしまった。でも全員指摘されてたので大丈夫だ。(何が大丈夫なのだ?)

「本当に安全な事を確認していたか?」「その位置から見える何処までを確認したか?」等、卒業検定の為の形式的な安全確認では無く、実際に公道で行うべき安全確認を行う様にとレクチャー&実力行使(教官が業と何処からとも無く飛び出してくる:危ないオサーン達だ)を受けた。  

 実際に普段、車や単車を運転している時の安全確認がいかに形だけのもので「行ける筈」と言うのが前提の確認でしか無かった事に気が付いた。

この事だけでも教習所に通った意味が有ったと思われる。 


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