ある冬の日の朝、エンジンを掛けようとスターターボタンを押した。 ク〜ク〜とセルモーターが力無く回った。でも次の瞬間、エンジンは掛かったのだが、いっそ掛からない方が良かったかも。
そして近所を10分程充電走行し、もう大丈夫だろうと目的地でエンジンを止めた。次に発進しようとスターターボタンを押したところク〜ク〜カチンカチンとドキドキするような音なのだ。
そして祈るような気持ちで何度かトライしてみたが終いにはカカカカ、カチンと空しい音が頭の中にエコー付きで鳴り響く。(カカカカ、カカカカ、カカカカ、なのか〜、なのか〜、なのか〜)なのだ。うぉ〜。
押し掛けをしようと試みてはみたが、やっぱりナナハンは重過ぎるのとギアが1速にしか入らないので1回トライして直ぐに悟った。だめだ、コリャ。
仕方が無いので一番近くの勾配のきつい坂の上まで押して上がる事にしたのだが、これが結構きつい。太腿が楽しそう?に笑ってやがる。心臓がエイリアンのように飛び出しそうだ。お尻から変なもの?まで飛び出しそうだ。(痔とちゃうん?って)
そして坂の頂上に辿り着いて、この単車が本当の意味で自分のもの(相棒)になったように思えた。 (バカ?)
と言う事でバッテリーを充電したりしてみたけど、直ぐにまた上がってしまうので仕方ないのでバッテリー交換してしまいました。
恐らく冬の間も警報器を入れっぱなし且つあんまり乗らない状態だったのでバッテリーが上がってしまったみたいです。
また、密閉型バッテリーの場合は急速充電が出来ないので、最低30分以上乗らないと充電量不足となってしまうようです。
新車納車後1年半しか経ってないのに。((ノД`)ウワーン) |